動作の対象であるかぐや姫を敬っている。
羅蓋(らがい)さしたり。
その竹の中に、もと光る竹 なむ一筋あり ける。
求婚者・石上中納言は、ある家屋の天井にその宝物があると聞く。
筆者は『竹取物語』には二度の「成立」があったと考えている。
私をどのようにしろと言って、見捨てて昇天なさるのですか。
ちなみにそこでは「物語」は「住吉、宇津保」から始まっている。
その時に、かぐや姫、「しばし待て。
すなわち「竹中生誕-致富長者-昇天」説話である。
」と言う。
おぼしき=シク活用の形容詞「おぼし」の連体形、思われる、見受けられる まうで来(こ)=カ変動詞「まうで来(く)」の命令形、「来」の謙譲語、動作の対象である王とおぼしき人を敬っている。
え=副詞、下に打消の表現を伴って「~できない」 おはします=サ行四段動詞「おはします」の終止形。
遠い昔にあったはずの「原典」の存在を確証し、それを受け継いだ一物語である。
「黒=原文」・ 「赤=解説」・「 青=現代語訳」 原文・現代語訳のみはこちら 今は昔、竹取の翁といふものあり けり。
」と言うけれども、 「なにしに悲しきに見送りたてまつらむ。
これは、唐からの観月民俗とは別な、古来からの満月信仰なのである。
「斬り に斬りけり。
どちらも漢文としてあったと推測されるが、特に後者は口承するには複雑すぎるであろう。
その理由を下記の空欄を埋めて答えよ。
かぐや姫は罪をお作りになったので、このように身分の賤しいお前のもとに、しばらくの間いらっしゃったのである。
うさぎが餅をついて遊んでいる、夢の世界。
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